第22回日本腎移植血管外科学会を 富士山の麓の山梨県富士吉田市において 平成18年7月7日(金)、8日(土)の2日間にわたり、山梨大学医学部泌尿器科学教室でお世話させいただくにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
本会は、腎移植、腎不全医療、慢性血液透析のためのバスキュラーアクセス、腎臓外科疾患に関連した血管外科治療などを、主として泌尿器科医側の観点から取り扱うことを目的に設立され、本年で第22回を数える歴史のある研究会であります。 発足当時と比較して、最近では低侵襲治療の代表である腹腔鏡下手術、血管内治療、新しい免疫抑制法など、多岐にわたる新しい領域の研究成果が報告されています。 会員は全国の大学病院、国公立病院、一般病院に勤務される主として泌尿器科の先生方であり、本学会は腎不全医療だけではなく泌尿器科医療の発展にも大いに寄与するものと確信し、教室員一同準備に専心しております。
予定している特別講演は3題で、 山梨大学大学院分子情報伝達学 北村正敬教授に「遺伝子工学的バイオセンサーを用いた腎疾患へのアプローチ」を、東海大学泌尿器科学 寺地敏郎教授に「腎細胞癌に対する体腔鏡下ネフロン温存手術」を、ハーバード大学移植生物学研究センターの山田和彦 准教授に「臨床応用を目指す異種移植の最前線」をお願いしました。 教育講演は4題で、山梨大学大学院心臓血管外科学 松本雅彦教授に「心臓・血管外科における最新の手術手技について:胸部大動脈瘤の手術」を、福島県立医科大学第 1外科学 後藤満一教授に「膵腎同時移植と膵島移植」を、新潟大学大学院腎泌尿器病態学分野 斉藤和英講師に「ABO血液不適合腎移植の最先端」を、東邦大学腎臓学教室 相川 厚教授に「腎移植におけるプロトコール腎生検の意義」をお願いしました。 いずれの領域でも第一人者の先生方ばかりであり、すばらしいお話が伺えるものと期待しております。
富士山の山開きは学会直前の7月1日で、会場周辺には富士五胡をはじめたくさんの観光名所があります。 学問の後には、富士山の観光と山梨県のワインや果物を多いに楽しんでいただけると思います。
最後になりましたが、ご支援、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
第22回日本腎移植血管外科学会当番世話人
武田正之
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